人事評価について②

お疲れ様、ポンタです。

さて、今日は昨日の続きです。
昨日お話した、昇級昇格を判定する最後の調整という項目です。
正確に言うと、該当する社員にとっては、厄介な項目なんです。
もちろん、社員から自分が該当するしないは分かりません。そういう意味では、私たち人事の業務上大変厄介と言えますね。

企業によって、評価基準のあり方は違いますが、分かりやすく5段階で評価されるとしましょう。

1 かなり努力が必要
2 努力が必要
3 最低限の実績
4 期待を上回る実績
5 大きく期待を上回る実績

このような感じで、4もしくは5の評価がないと、昇級昇格は厳しいですね。
私の会社では、1がつくと昇級昇格がなくなったり、先送りになるこも少なくありません。

また、この評価基準も目に見える実績のみではなく、年間を通した所作、所謂立ち振る舞いも評価されます。

例えば、営業に所属しているA社員の売上目標が1000万円に対し3000万円を売上、目標の3倍を達成しました。
目に見える評価は、4もしくは5と評価されるでしょう。
今年昇級に加えて昇格を期待していたA社員ですが、残念なことに昇級も昇格もありませんでした。

なぜか。

それが、目に見える実績や業績以外の評価が悪かったからです。
A社員、自分の目標達成に向けては、かなり頑張るのですが、社員全体を対象にした取組みができていませんでした。
企業によっては、社員全体の取組みを大きく評価することもあります。私の会社も例外ではありません。

こういったことを総合的に判定する項目が、調整という項目の基本となります。

が、これだけでは何も厄介なことはないですよね。
次回は、この部分をさらに掘り下げてお話しますね。

では、今日はこれぐらいで。

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